IPOの功罪


僕はあるスタートアップ企業で働いていた事があり、当時20~30人ほどだったその企業はのちにIPOし、時価総額も数百億円を超えました。

スタートアップ型の企業がIPOするまでに多くの資金調達に成功した場合、その資金の使い道が合理的でないことが多々あります。

まず経営者自身が技術面をほとんど見れない様な場合、開発費が余計に膨れ上がることがあります。

開発者達からするとサービスとしてはかなり作りきった感がある際に、さらなるエンジニアの人員や労力が投下されてくると、

  • 新機能を追加したが使用されなかったので削除した
  • エンジニアが暇になったのでバグ自演し始める
  • エンジニアが暇になる事を見越して、コードを超遅く書き始める
  • 保守運用が主になりエンジニアのモチベが下がり、離職率が上がる

の様なデメリットも発生してくるかもしれません。

エンジニアのモチベーションを奮い立たせるなら、別のサービス開発や既存のリプレイスを検討するのもアリでしょう。

一方で営業マンを増やし、売上を上げていくことはTAMが枯れない限りはやって良いかもしれません。

ではでは。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です