有名どころだからと言っても皆技術力が高い訳ではないよ、と言う話をします。
ある時期、表面上は知名度も高くイケてそうな企業で働いていたことがありました。
そこでは一部のエンジニアメンバーの技術レベルが初心者くらいだったのを目の当たりにし、非常に驚きました。
少人数スタートアップに居た頃と比較し、圧倒的な技術的能力の落差(ギャップ)を感じ、その環境で今後も続けられるだろうかと悩みました。
1つのソフトウェア(システム)を全員で維持管理していく中、1人でも素人が混ざってしまうと、システムは破綻し始めます。
この辺りは、例えば音楽の演奏やダンスチームでも同じことだと思います。
業務遂行において、全員の満たすべき下限レベルを高くすることは、大事なことです。
そもそもなぜこのような事が起こったのでしょうか?おそらく
- 採用基準が甘かった
- 採用担当が技術力を見抜けなかった
- どうしても人数を増やしたかった
など、でしょうか。
いくら企業の人数規模をスケールしていきたいフェーズだったとしても、下限レベルを大きく下げてまでスケールはしないべきだと、経営者は心得ておくべきでしょう。
本日はここまでです、それではまた。